で、うなぎパイの説明の続き、「……うなぎの粉、夜の調味料ガーリックを配合し……」とあるんです! うなぎパイの別称(?)が「夜のお菓子」であることは周知の事実(?)。よくギャグで使ってはいたけれど、ガーリックまで「夜の調味料」ですって〜!? ○十年生きていて初めて知ったこの宣伝文句! 夜のお菓子だって "A snack for nights" って英語で書いてあるんですよ〜!(しかも何て直訳!) いや〜、春画の国日本!(なんかの歌の文句のような……)
そこで会ったのが地元の高校生の男の子。ゴルフクラブの入り口でお客様が移動用バスに乗るときの誘導のアルバイトをしていたのです。彼はちょっと太めの明るい少年。お客さんに自らビシバシ話しかけていたので、自然と私も彼と会話しました。その翌日が母の日だったのですが(古いネタですみません<汗>)、彼に言わせると「僕にとっては毎日が母の日」だと楽しそうに話すのです。(ちなみに父の日は一日だけでいいみたい……)。きっと両親(特に母親?)の愛情に恵まれた少年なんだろうと思ってほほえましく彼のことを眺めていたんです。そうして話していると、彼は高校を卒業して military に入ることが決まっていて、近いうちにテキサス州にトレーニングに行くんだそうです。私はその話を聞いて「彼もイラクに行かされるのかしら」と頭に不安がよぎったけれど、それを彼に直接聞くことは怖くてできませんでした。
思えばグアムに到着した日。夜の遅い便で着いたのですが、迎えのバンで空港をあとにした時、夜空に浮かび上がるようにして見えた、空港の建物の上方に書かれた We Support US Troops!(われわれは米軍を支持する!) という文句がやけに頭に残りました。 グアムって日本人にとっては観光地というイメージなんだけど、米軍にとっては太平洋戦略上重要な基地の島なんですよね。 だから観光のほかに基地として機能することはこの島の死活問題となるわけです。そうしたことから、軍へのサポートを強く主張する土壌があるのでしょう。
そして短い滞在を終えて日本に帰国すべく空港に行くと、1階の壁に Fallen Brave of Micronesia というタイトルの下に軍服姿の人々の写真が数多く並べられているのに気付きました。グアムを含むミクロネシア出身の戦死者たちが、アメリカの ID につきものの笑顔で空港にやってくる人々を迎えているのです。 私たちはイラク戦争とは直接縁のない所にいて、テレビや新聞・雑誌でその戦争について知識を得るだけ。 けれど、直接とは言えないけれど、戦争の痕跡をこういう形で感じ取り、あのゴルフクラブで出会った明るい高校生の無事を祈らずにいられませんでした。